お馬な1日
2008年 03月 09日
お空に帰ったじいちゃんが残した「してはいけない●カ条」の中にあった「賭け事」の項。
今日、私、破ってしまった。
じいちゃん、ごめん。
*********
娘の同級生のお父様のご好意で、貴賓席のご招待に預かり。
行ってまいりました、中山競馬場。
初の参戦です。
中山競馬場のある船橋法典を下車した私が悩んだのは「赤ペンって、やっぱり買わないといけないのかしら。競馬新聞も買うべきなの?」という、しょうもない事で(笑)。
そんな事を考えながらも、駅から続く屋根付通路を歩く。
導くように競馬場へと繋がっているその通路は、動く歩道なんてものもあり、なんだか空港みたい。
競馬場の建物に到着し、大きなガラス扉を開けると。
フードコートあり、馬券売り場ありで、寛ぐ人、食べる人、悩む人、高揚する人・人・人。
さながら、ここは「大人のテーマパーク」といったところでしょうか。
貴賓席を使用できるための通用札をいただき、目指すは、建物5階にあるゴンドラ席。
特別貴賓席に通していただき、着席。
部屋の前方にある、大きなガラスの引き戸をあけると、観覧席が。
ほほう、ここで座ってレースを観戦するのね。
眼下に広がるメインスタンドを見ると、レースが始まった模様。
「走る馬って、きれいね~」
などとぽぉーーっとしていると「そんなノンキなこと言ってないで、馬券買うわよっ!!」と、窘められる(汗)。
競馬場に足を運ぶのも初めてなら、馬券を買うのも、初めての私。
いただいたリーフレットをパラ見しつつ、友人からレクチャーを受け、初心者の私は「枠買い」で今日のレースを攻める(っていえるのか・笑)ことに。
3レース目から、馬券を購入。
といっても、掛け金、1枠につき100円という、子供の駄賃みたいな金額(笑)。
(どうも、じいちゃんのお言いつけが頭の中にちらちらしてしまって、高額金額を買えない←小心者)
あまり金額を積んでいないせいか、レースを見ていても、勝ちたいという気持ちよりも「ああ、ほんとーに、馬ってきれい。どの子も一生懸命走ってて、えらいわぁ~」という、ほのぼのした気持ちで、毎レースごとに観戦していたのけれど。
馬に今日の夢を乗せている人々の熱は、非常に熱く。
「いけ、いけーーー刺せ、そこで刺せーーーー」
おおぉーーーぅ。こういう感じ、イメージしていた競馬場だわ♪
3レースから7レースまで、ノンキに走る馬に見とれていたものの、さすがにスリ続けていると、なんだか悲しくなる。
そりゃそうだ。
「この馬の名前、いいねぇ~」「あ、武豊さんが乗るのね、じゃ、これ」なんて選び方してたもんだから、当たるはずがない。
その上「初めての人はビギナーズラックがあるから、大穴当てるかもね~」などという、無責任に煽られた言葉に、過剰な期待をしていたりで(汗)、ますます、当たるはずがない(笑)。
「ねえ、パドックに馬がいるから見てみるのもいいかもよ。玄人さんは、競馬新聞の分析にプラスしてパドックの馬の状態を見て、レースの予想を立てるんだって」
ふぅーーむ。
んじゃ、行ってみてみようかな♪
メインスタジアムの後方に位置するパドックに足を向ける。
しかし、ここは5階。
近くで馬の様子を見ることはできず、パドックを歩く馬を見下ろすだけだったのだけれども。
(歩く馬も、きれい~♪)
(馬を囲み、分析熱心な人々)
(一通り廻り終えると、旗手さんの登場)
それでも、パドックを歩く馬を1頭1頭見ていると。
落ち着いて歩く馬、「オレ(アタシ)は、やるぜ、やるわっ」とばかりに、鼻息ムンムンな馬、「ちょっとぉ~なんだか、いやなんだけど、帰りたいんだけど」的に、馬を引く人(なんていうのかしらね?)に擦り寄る馬、華やかなオーラを放つ馬もありで・・・・。
実に!!実に面白いじゃぁないですか♪
(名前だけを見た段階で、好きなワインと同じ名前だったので、これに賭けちゃおうかな~と思っていたものの、その姿を見て「あ、やめとこう」と思わせてくれた、カロンセギュールちゃん)
気になる馬をメモして、席に戻り、馬券を買う。
すると、どうでしょう♪
組み合わせでハズシはしたものの、目をつけた馬枠、入ってきてるじゃないですか♪
で、必ずレース前にはパドックへ。
じっくり馬を見て「この馬だわ」と直感で感じた馬のいる枠に賭けると、組み合わせはハズしはするものの、目をつけたお馬はいい線いってるので、好感触♪
10レース目は馬券を買わずに、馬だけ見て、レースの予想。
うん♪これもいい感じ♪
今日のメインイベントの弥生賞。
これは、絶対買うんだもんね♪
「ど」が何個もつく「ど素人目」で、馬を吟味。
おし!これでいくわっ!!
馬券を買い、鼻息も荒く、スタンドへ。
ファンファーレに、心が躍る(笑)。
(さあ!!はじまりはじまりっ)
ゲートが開き、一斉にお馬さんたちが、走り抜ける。
あまりに早すぎて、自分が夢を託した馬がどの辺りにいたのかすらも、わからず。
スタートを切ってコーナーを廻り戻ってきた、(私の小さな)夢を乗せ、一生懸命に走るお馬に「いけーーがんばれーー」と思わず声をあげてしまった(笑)。
そう。
終いには、私も「熱い人」になってしまっていた。
競馬って、人を熱くするんですね(笑)。
(私の買った、馬券)
(レースの結果)
むふ~♪
枠連、当たりました♪
配当金・・・・890円!!!
きゃあきゃあ♪
・・・・・・しかし。
賢明な皆様は、お気づきかと思いますが・・・・・。
私、このレースも100円しか、買ってなかったので(汗)。
払戻金は、そのまんまの890円也。
「ねえ。どうして私たち100円しか買ってなかったのかしら・・・・。100円って、子供の駄賃よ、駄賃。1000円買っていたら、いや、せめて200円買っていたら・・・・昼間に飲んだビール代、チャラになったのにねぇ」
そう。
私も友人も100円しか買ってなかったのです。
小心者の主婦の賭け事なんて、ちっさいもんです(笑)。
それでも。
当たり馬券を機械に入れるときは、わくわく♪
しかし、戻ってきた「じゃらじゃら」という、小銭の音に、またどよーん(笑)。
「なんで、お札じゃないのかしらね・・・・」
どこまでも、ちっさい(笑)。
しかも、今気付いてしまった。
馬単ってので買ってたら・・・・私、ビンゴだったんだわ(涙)。
配当金、2150円ですって!?どよーーーん(笑)。
そんなこんなで。
私の人生初、競馬参戦は、幕を閉じたのでした。
「また、秋口にいかが?」のお誘いに
「ぜひ♪」と、即答した私なのでした♪
コレ↓、おいしかったです♪
お馬の焼印入りが、素敵でしょ?
今日、私、破ってしまった。
じいちゃん、ごめん。
*********
娘の同級生のお父様のご好意で、貴賓席のご招待に預かり。
行ってまいりました、中山競馬場。
初の参戦です。
中山競馬場のある船橋法典を下車した私が悩んだのは「赤ペンって、やっぱり買わないといけないのかしら。競馬新聞も買うべきなの?」という、しょうもない事で(笑)。
そんな事を考えながらも、駅から続く屋根付通路を歩く。
導くように競馬場へと繋がっているその通路は、動く歩道なんてものもあり、なんだか空港みたい。
競馬場の建物に到着し、大きなガラス扉を開けると。
フードコートあり、馬券売り場ありで、寛ぐ人、食べる人、悩む人、高揚する人・人・人。
さながら、ここは「大人のテーマパーク」といったところでしょうか。
貴賓席を使用できるための通用札をいただき、目指すは、建物5階にあるゴンドラ席。
特別貴賓席に通していただき、着席。
部屋の前方にある、大きなガラスの引き戸をあけると、観覧席が。
ほほう、ここで座ってレースを観戦するのね。
眼下に広がるメインスタンドを見ると、レースが始まった模様。
「走る馬って、きれいね~」
などとぽぉーーっとしていると「そんなノンキなこと言ってないで、馬券買うわよっ!!」と、窘められる(汗)。
競馬場に足を運ぶのも初めてなら、馬券を買うのも、初めての私。
いただいたリーフレットをパラ見しつつ、友人からレクチャーを受け、初心者の私は「枠買い」で今日のレースを攻める(っていえるのか・笑)ことに。
3レース目から、馬券を購入。
といっても、掛け金、1枠につき100円という、子供の駄賃みたいな金額(笑)。
(どうも、じいちゃんのお言いつけが頭の中にちらちらしてしまって、高額金額を買えない←小心者)
あまり金額を積んでいないせいか、レースを見ていても、勝ちたいという気持ちよりも「ああ、ほんとーに、馬ってきれい。どの子も一生懸命走ってて、えらいわぁ~」という、ほのぼのした気持ちで、毎レースごとに観戦していたのけれど。
馬に今日の夢を乗せている人々の熱は、非常に熱く。
「いけ、いけーーー刺せ、そこで刺せーーーー」
おおぉーーーぅ。こういう感じ、イメージしていた競馬場だわ♪
3レースから7レースまで、ノンキに走る馬に見とれていたものの、さすがにスリ続けていると、なんだか悲しくなる。
そりゃそうだ。
「この馬の名前、いいねぇ~」「あ、武豊さんが乗るのね、じゃ、これ」なんて選び方してたもんだから、当たるはずがない。
その上「初めての人はビギナーズラックがあるから、大穴当てるかもね~」などという、無責任に煽られた言葉に、過剰な期待をしていたりで(汗)、ますます、当たるはずがない(笑)。
「ねえ、パドックに馬がいるから見てみるのもいいかもよ。玄人さんは、競馬新聞の分析にプラスしてパドックの馬の状態を見て、レースの予想を立てるんだって」
ふぅーーむ。
んじゃ、行ってみてみようかな♪
メインスタジアムの後方に位置するパドックに足を向ける。
しかし、ここは5階。
近くで馬の様子を見ることはできず、パドックを歩く馬を見下ろすだけだったのだけれども。
(歩く馬も、きれい~♪)
(馬を囲み、分析熱心な人々)
(一通り廻り終えると、旗手さんの登場)
それでも、パドックを歩く馬を1頭1頭見ていると。
落ち着いて歩く馬、「オレ(アタシ)は、やるぜ、やるわっ」とばかりに、鼻息ムンムンな馬、「ちょっとぉ~なんだか、いやなんだけど、帰りたいんだけど」的に、馬を引く人(なんていうのかしらね?)に擦り寄る馬、華やかなオーラを放つ馬もありで・・・・。
実に!!実に面白いじゃぁないですか♪
(名前だけを見た段階で、好きなワインと同じ名前だったので、これに賭けちゃおうかな~と思っていたものの、その姿を見て「あ、やめとこう」と思わせてくれた、カロンセギュールちゃん)
気になる馬をメモして、席に戻り、馬券を買う。
すると、どうでしょう♪
組み合わせでハズシはしたものの、目をつけた馬枠、入ってきてるじゃないですか♪
で、必ずレース前にはパドックへ。
じっくり馬を見て「この馬だわ」と直感で感じた馬のいる枠に賭けると、組み合わせはハズしはするものの、目をつけたお馬はいい線いってるので、好感触♪
10レース目は馬券を買わずに、馬だけ見て、レースの予想。
うん♪これもいい感じ♪
今日のメインイベントの弥生賞。
これは、絶対買うんだもんね♪
「ど」が何個もつく「ど素人目」で、馬を吟味。
おし!これでいくわっ!!
馬券を買い、鼻息も荒く、スタンドへ。
ファンファーレに、心が躍る(笑)。
(さあ!!はじまりはじまりっ)
ゲートが開き、一斉にお馬さんたちが、走り抜ける。
あまりに早すぎて、自分が夢を託した馬がどの辺りにいたのかすらも、わからず。
スタートを切ってコーナーを廻り戻ってきた、(私の小さな)夢を乗せ、一生懸命に走るお馬に「いけーーがんばれーー」と思わず声をあげてしまった(笑)。
そう。
終いには、私も「熱い人」になってしまっていた。
競馬って、人を熱くするんですね(笑)。
(私の買った、馬券)
(レースの結果)
むふ~♪
枠連、当たりました♪
配当金・・・・890円!!!
きゃあきゃあ♪
・・・・・・しかし。
賢明な皆様は、お気づきかと思いますが・・・・・。
私、このレースも100円しか、買ってなかったので(汗)。
払戻金は、そのまんまの890円也。
「ねえ。どうして私たち100円しか買ってなかったのかしら・・・・。100円って、子供の駄賃よ、駄賃。1000円買っていたら、いや、せめて200円買っていたら・・・・昼間に飲んだビール代、チャラになったのにねぇ」
そう。
私も友人も100円しか買ってなかったのです。
小心者の主婦の賭け事なんて、ちっさいもんです(笑)。
それでも。
当たり馬券を機械に入れるときは、わくわく♪
しかし、戻ってきた「じゃらじゃら」という、小銭の音に、またどよーん(笑)。
「なんで、お札じゃないのかしらね・・・・」
どこまでも、ちっさい(笑)。
しかも、今気付いてしまった。
馬単ってので買ってたら・・・・私、ビンゴだったんだわ(涙)。
配当金、2150円ですって!?どよーーーん(笑)。
そんなこんなで。
私の人生初、競馬参戦は、幕を閉じたのでした。
「また、秋口にいかが?」のお誘いに
「ぜひ♪」と、即答した私なのでした♪
コレ↓、おいしかったです♪
お馬の焼印入りが、素敵でしょ?
by candy-k1
| 2008-03-09 23:00
| できごと