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愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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フェルメールとフジタ

滑り込みセーフギリギリな日程ではあったものの、今回は見逃さずに足を運ぶことができたフェルメール展
早い時間に行き、割とすんなり入館し、少々の混雑の中ではあったものの、じっくり絵に向き合うこともできて(・・・とはいうものの、ウンチクは語れず・笑。あしからず)、大満足。
↓お買い物もできちゃいました♪

フェルメールとフジタ_b0102023_22372561.jpg


で、お買い物を終えて、会場を出てくると、そこには美術館の外まで続く長蛇の列。
話には聞いていたけれど、これほどとは・・・・と、あんぐりしながら、会場を後に。


お昼をたらふく食べた後、向かうは、レオナール・フジタ展
フェルメール様には大変失礼なのですが。
その日のわたくしのメインは、フジタだったのです。


これまで、いくつかの作品は目にする機会はあったものの、
一同に様々な作品を見ることができるなんて!!
しかも今回は、幻の作品と言われる4点も見れるなんて!!!
展覧会を開催する事を知った瞬間から、
いつ行こうか、いつ行けるかと、鼻息荒くしていたのです。

フェルメールとフジタ_b0102023_22583541.jpg


幻の4点「構図」と「争闘」が自分の背後に展示してあるとは知らず、振り返った瞬間に目にした4枚のあまりの迫力に「うわぁぁ」と驚嘆し、ぼーぜんと立ちすくんでしまった。



最晩年を過ごしたフランスのアトリエの再現コーナーもあって、
ほわぁぁぁーーーと、浮き立つ。
フジタが家で使っていた自作のついたてや、お皿や、ドールハウスなんてのも展示してあって、
フジタが生活を楽しんでいた様子が、じわじわ伝わる。
そうした作品からは、何ともいえぬ人間的な愛らしさも感じられて、
私のツボを猛烈な勢いの直球で、がっつり射抜いてくれました。

初期から最晩年まで。
ふるふると小さく震える感動を覚えながら、一つ一つの作品をじっくり見ることができ、
それはそれは幸せな時間でした。
いつか、フジタが最後に手がけ、彼が眠る「平和の聖母礼拝堂」や、今もそのまま残されているフジタのアトリエを、訪ねてみたいなぁ。

***********
これから行かれる方には、
ぜひぜひ音声ガイド(500円)を借りることをおススメ!
フジタ画伯の肉声と、小唄(^^)を聞くことができちゃう♪
装丁も内容も充実した目録も、すばらしい。


時間が作れたら、もう一度足を運びたいなぁと、計画中♪
by candy-k1 | 2008-12-17 23:25 | 映画 音楽  本