愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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<   2007年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

良いお年を!!

気付けば大晦日。
なんだか、年末だという実感が湧かぬまま、今年最後の日を迎えてしまった。

街に出て、年越し蕎麦や少しばかりのおせち、お年始の贈答品やお正月をお花やら、年末チックな買い物と、わらわらと溢れる人並みを縫うように歩いていると、うん、確かに年末なのよね、と、ほんの少しだけ実感。

去年は娘の受験を控え、どうにもこうにも落ち着いた日々を送れなかったので、今年はどっぷり年末年始を味わうか!な予定だったけれど。
今年は思いがけず、私の「お祭り」で、わさわさ気分な年末を迎えてしまった。
家族には申し訳ない限り(汗)。

その「お祭り」。
私は自分で運を引き寄せることはできなかったけれど、強運の友人や、優しいお申し出をしてくださった友人たちのおかげで、ラッキーを分けていただけることになって、どんより気分で年末年始を過ごさずに済むことになりました(正月から暗い顔されちゃたまらんので、家族も心からホッとしている様子・笑)。
本当に、感謝!!感謝!!!感謝!!!!!!なのです。

************

あとわずかで、新しい年を迎えますが。
今年一年のお礼を。
皆様、本当にこんな偏狭の地に足を運んでくださり、駄文にお付き合いくださった上に、
楽しいお話をさせていただけて、うれしかったです♪
ありがとうございました!!
来年も、みなさんとの楽しい会話を楽しませていただけたら、嬉しく思います。
どーかひとつ!!!
今後も見捨てず(笑)、よろしくお願いいたします♪



********

ではでは。
皆様、良いお年を!!

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by candy-k1 | 2007-12-31 18:08 | くらし

スウィニー・トッド

ああ。私、なんて凄い人を好きになってしまったんだろう。
どこまでこの人は私たちを驚かせてくれるのかしら。

昨日。
来年1月19日に公開される「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」公式サイトの試写会へ。
年内にどうしても見たかったので、うきうきで試写会場へ♪

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ジョニーが素晴らしい役者であることは、言うまでもないことだけれど。
今回のスウィニー・トッド。
私の想像をはるかに超えた素晴らしい作品、素晴らしい演技で、完全にシビレてしまった!!


あらかじめ聴いていたサントラでは、ジョニーの歌声に感嘆していたが、
その歌声が演技と相まった時の素晴らしさたるや!!
場面場面に込められた感情は、歌声に見事に反映されていて。
トッドの蠢くような暗い闇の世界に一気に引き込まれていく。
トッドの狂気、哀しみ、とまどい、ひらめき・・・・・
感情をその目、指先一つで表現しきるジョニー。
なんて凄い役者なんでしょう!!!!
ゾクゾクしちゃった♪

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*******

作品自体、何度もミュージカルで演じられていた作品だけれど、私は舞台を一度も見ていなかったので、どんなラストシーンを迎えるのか全く知らず。
迎えたラストシーンはあまりに衝撃的で、しばし呆然。

あまり書き込むとネタバレになってしまうので、がっつり書きませんが、これだけ。
このお話。
サッパサッパと首を掻っ切るシーンや流血シーンもたくさんありますが。
これは、せつなくやるせない愛のお話だと。
根底にあるのは、それぞれの純粋な愛。
ただし。
憎しみや強欲な欲求を「愛」と錯覚し、愛の羅針盤が狂うと、見るべきものさえも見えなくなってしまう。そして愛さえも。
なんだかせつなくてたまらなかった。


***********

もちろん公開してからも何度も足を運ぶつもりで、すでに前売り券を購入済みなのですが、
問題がひとつ。
私の大嫌いなアノ生き物が、たくさんご登場されていて(滝汗)。
もちろん映画本編のお話でも泣きましたが、アノ生き物が走り回る姿を見て、私・・・・あまりの怖さに号泣。
どうクリアするか・・・・・思案中(汗)。

*********
もうひとつ、今の私の頭の中を駆け巡っていることが。
そうです。
来月、ジョニーの来日が決定しました♪
8日にはレッドカーペットの開催も予定されていて。
先週、今週の前半は、パソコンにひたすら向かい、応募しまくる(私は猛烈にトロいので、応募に手間取る、手間取る・汗)日々を過ごしておりました。
早ければ明日以降、黄金の招待券が届くはず(もちろん、当選すればの話・涙)。
ポストを覘くのが、うれしいような怖いような・・・そんな日々の始まり。
年末年始、(当選通知をいただいて)笑って過ごしたいんだけどなぁ~。



「ねえ、大掃除は?年賀状は?」
夫と娘の声は聞こえているものの、心に届かず。
しかし、もうこの状態も4回目を迎え、夫も娘も「ああ、また始まっちゃったね」と、諦め顔。
ご、ごめんね~(^^;)
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by candy-k1 | 2007-12-26 18:45 | 映画 音楽  本
先週の金曜日。
車で娘と二人、関越道を走り、古い友人を訪ねた。
彼女は、小学生からの付き合いの、私の大切な大切な友人。
娘も、彼女の事が大好きなので、久しぶりの再会に、心うきうき。

********
待ち合わせ場所に現れた彼女は、変わりなく。
会った瞬間から、会えなかった時間なんて無かったかのように、会話はびゅんびゅん弾む。
それもうれしい。

彼女のおススメのお店でランチを摂り、マシンガントーク。
その後は、彼女のおうちにお邪魔して。
ティータイムのはずが一転、ここで「手作り教室」に。

実は彼女、センスがいい上に、手先が器用。
これまでも、いろいろなモノを作っては、プレゼントしてくれた。
去年の夏にご紹介した麻紐の手編みのバッグをはじめ、去年の娘の受験期には「寒いだろうから、風邪をひかないでね」と、手編みのルームシューズとミトンを。
おととしは、私にマフラーを編んでくれた。
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編み物も大得意の彼女が、ここ数年ハマッテいるのが、手作りフェルトで作る小物。
この日も「そのフェルトのバッグかわいい!どこで買ったの?」と尋ねたら、なんと彼女のお手製。
今年5月の連休に北軽井沢の週末カフェ・麦小舎さん主催で開かれた青空マルシェ
では多くの小物を出品したらしく、作った作品の残りを見せてくれる。
これがね!!!もう、直球ストライク!!!な品ばかりで。

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ね、ね、どやって作るの?と鼻息も荒く、詰め寄る私。
手順を説明してくれる間、目が爛々と輝き始めた私の変化を見逃さない彼女。
「今からやってみる?」

ということで、早速開始。
フェルトを成形する方法の一つ、フェルトニードルを使って、マリモのような玉を作ることに。
くるくると丸めた羊毛を、発砲スチロール状の土台の上に置き、フェルトニードルをぷすぷすと刺して成形しつつ固めていく。
このフェルトニードル、針先が猛烈に鋭く尖っていて、うっかり指に刺そうものなら、息を吐くことができないほどの激痛が走り、確実に流血する。
ええ。
何度刺したことでしょう(笑)。

で、できたのがこれ。(娘は一番大きなライトブルーのマリモちゃんを作りました)
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いくつかつなげて、ストラップ(風?)に。





彼女くらいの腕前になると、こーんなかわいい作品を作っちゃうんです。
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これも、フェルトニードルを使って作った作品。


面白い。猛烈に面白い!!!!
しかも、彼女の弁を借りればこのフェルト作り、「実に●●っちょ(私のこと)向き」らしい。
何が?と聞くと「圧縮をかけるときの力」と、笑うに笑えない理由が返ってきた(笑)けれど、でも、猛烈なチャレンジ意欲がむくむくと湧いてくる。
ええ。
やりますとも!!!!
圧縮しまくるわ!!!
早速羊毛を買わないと♪

********

フェルト作りに精出していると、彼女の愛する息子のK君が保育園から帰宅。
玄関のドアを開けると同時に「●●っちょーーー!!」と叫ぶ声。
もうーーーーーー!!!本当にかわいいんだから♪
彼がお腹にいるときから、誕生を待ちわびた「オババカ」な私にとって、
K君はとてもかわいい存在。それは娘にとっても同じ様。
久しぶりに会って、また大きくなって可愛さも倍増。
ますます、私はオババカ道をまい進しそう(笑)。

彼女の実家の家族の皆さんにも、久しぶりに会えて。
短い滞在時間だったけれど、元気とうれしい気持ちをもらって、帰路へ。

***********
M。
うれしい時間をありがとう!
クリスマスプレゼントもありがとう♪
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サボり気味のターボで上腕二等筋に磨きをかけて、今度はがっつり圧縮フェルト作りにしに伺います♪
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by candy-k1 | 2007-12-26 17:20 | できごと

花と向き合う時間 7

年内最後のレッスンです。
今日は、キャンドルリースの作成。
それぞれ違う色のキャンドルをチョイスして。
使う花材は同じなのだけれど、やっぱり今回も、それぞれに個性がでました。

ではでは。
作品のご紹介♪

***********


   ☆ともちゃん
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      キャンドルの買出しをYさんから頼まれた、ともちゃん。
      買う段階で「この色は、あたしが使う~♪」と決めていたらしい(笑)。
      ともちゃんらしい色使い。そしてアレンジも然り。



   ☆Mさん
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      天使が舞い降りてきそうじゃないですか?
      なんとも清潔感に溢れていて、清楚な雰囲気が漂います。
      いつもMさんのアレンジは、キュっと締まっていて素敵。





   ☆わたし。
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      どうにも気に入らないんですね~これ(汗)。
      どこがどう悪いのかもわからない(汗・汗)
      Mさんのアレンジには天使が舞い降りて着そうだけれど
      私のアレンジに降りてくるのは・・・・・
      んーーーキレイな心の持ち主は降りてこなさそう(笑)。
      求めているモノとなんだか違うモノが出来上がってしまったのでした。
      今後は、妥協しないで作品に取り組みたいと思います(反省)。
      


   ☆もうひとつ、わたし。
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      お正月飾りも作りました。
      クリスマスが終わったら、この子の出番です。


   ☆ニードル先生Yさん
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      業務連絡を見て、画像を送ってくれました(^^)
      Yさん、ありがとう♪
      やっぱりYさんらしく、可憐なアレンジ。
      今回も、やっぱり素敵です。
      ご自身でも気に入っているアレンジに仕上がったそう♪
      


レッスンに参加させていただくようになってから、あっという間に半年が過ぎて行きました。
たった半年の期間ではあるけれど、月に一度の花の時間は、私にとって大切な時間になっています。
お花が与えてくれるやすらぎとパワーは、スゴイ!!
来年も、もっともっとお花の魅力にどっぷりと浸りたいと思うところ。
Yさん、来年もどうぞご指導、よろしくお願いします!!


PS:業務連絡
ニードル先生Yさん。
画像、是非お送りくださいませ~♪
      


**************

Yさん宅に入り、リビングに足を運ぶと。
大きなダイニングテーブルの下に、にゃーくんが♪
カメラを向けると、慌てたように立ち上がる。
「ごめん、ごめん、にゃーくん、お写真撮らないから、ここにいてね」
と言うと、また、元いた位置に丸くなる。
ふふふ。かわいい♪
カメラが嫌いなんだね、にゃーくん♪
というわけで。
本日のにゃーくんは、今日もなし。残念。


*********
●使用花材 おぼえがき
(Yさんが送ってくださいました。Yさんありがとう!)

ミニ葉牡丹白
ミニ葉牡丹ウィンターチェリー
アイビー
スカビオサ
ピットスポラム
ビバーナムティナス
バーゼリア
アジサイ(マティスオータム)

ばたばたと慌しく帰宅したので、使用花材をメモしてくるのを忘れてしまった(汗)。
後ほど追記したいと思います。

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by candy-k1 | 2007-12-19 23:05 | 刺繍・hana

ゆううつ

12月に入ると、頭の片隅にずっとこびりついて離れないのが、
年賀状の作成。

いえいえ。
いただくのは大好きです(←自分勝手)。
でも、作成して送付したときには、大掛かりな一仕事を終えた気分に。
もう、大掃除なんていう気分にスイッチできない(←というのは、大掃除をサボる言い訳・笑)


でもって。
来年の干支を考えると・・・・今年は尚更頭が痛い。
だってだって。
来年の干支は、私の大嫌いな生き物じゃあありませんか(涙)。

昨日。
出かけた先で「今回はあらかじめ印刷されている年賀状を買っちゃう?」と、夫。
そうねぇ~と、陳列された賀状を見たら・・・・。
ああ・・・・・・ああああああ・・・・・・・・・。
どれもリアルなアノ生き物の絵が描かれてるじゃあありませんか(涙)。
「こ、こ、こんなの触れないよーーーーーー」とごねる私に
「じゃあ、どれだったら大丈夫なんだよ?」と夫。
「ん・・・・・・っと、これ♪これだったら大丈夫~♪」と、リラックマが描かれた賀状を手にした私に「おまえ・・・・・本気か?」冷たい夫の視線が突き刺さる。
え・・・・っと、だめだよね~へへへへ~~~。
静かにリラックマの賀状(ラブリーだったのにさっ)を元に戻す。

ああ。
なんだって、あんなリアルな絵を描いてあるんだっ!!!
ん?んん?んんん?待てよ・・・・。
って、ことは・・・・ってことは、よ?
もしかして、来年の元旦早々、リアルな絵が描かれた賀状がわんさか届くってこと?

こ、こ、こ、こばいよーーーーーーーー!!!!!!
え?え?え?ちょっとちょっとちょっと!!!
絵ならまだしも・・・・・
もしかしたら、完璧リアルなソノモノの画像が印刷されてるモノもありかもしれないってこと?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(滝汗)。
あああああああああーーーーーーーーーー(涙)。
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by candy-k1 | 2007-12-17 20:20 | くらし
お待たせしました!

今回、素敵な画像でお届けできるのは、
フラワーアレンジの先生Yさんの撮影による画像をいただいたから♪
(腕は勿論のこと、携帯カメラ画像の限界を見ました。ん?携帯のせいにしてますね、私・笑)
ありがとう!Yさん!!

私の言葉で汚すより、(いつもとは違い、美しい)画像でその世界を堪能してくださいませ♪
ではでは。

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************

今回は2日間という短い日程でしたが、盛況だった様子。
来週、アレンジのレッスン。
クリスマスのテーブルアレンジに挑戦する予定。
楽しみ♪

ニードルは、クリスマスに向けて「天使」の作成に入りましたが。
・・・・・あれ。
今年のクリスマスに間に合うのか?(汗)。

完成したら、こんな具合(もちろんニードル先生Yさんの作品。画像の優劣は問わないようにお願いしますね・笑)。
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ダブルYさん。
お疲れ様でした。
これからもご指導、よろしくお願いしますね♪
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by candy-k1 | 2007-12-13 17:00 | できごと

ジプシー・キャラバン

来年1月に公開されるジプシー・キャラバン【公式サイト】の試写会に行ってきました。

ジプシーと呼ばれる、スペイン・ルーマニア・マケドニア・インドの4つの国の5つのバンドが6週間かけて北米の諸都市を廻る「ジプシー・キャラバン・ツアー」を追い、それぞれのミュージシャンのルーツを訪ねる(チラシより抜粋)ドキュメンタリー。

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どうしても観たかった映画です。
愛するジョニーが、ロマ(ジプシー)について語っているということもありましたが、たとえジョニーが出演していなくとも、間違いなく劇場に足を運ぶだろうなと。
なぜなら。
彼らの紡ぎだす音の世界に、強烈に惹かれるから。
生きる哀しみ、喜び、逞しさ・・・生身の人生をストレートに伝える音に心を揺さぶられるからだ。
特に、出演バンドの一つ、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスは私のお気に入りでもあります。
また、私の人生ベスト10に入るであろう映画「アンダーグラウンド」に強烈な音の存在感を与えているファンファーラ・チョクルリーアも出演しています。

がっつり書いてしまったので、公開前だけど読んでもいいよ、という方はこちらをどうぞ。
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by candy-k1 | 2007-12-13 14:13 | 映画 音楽  本

おしらせ

ああ。
私としたことが(いや、実に私がやりそうなことなのだけど)。
告知するのを忘れていました(滝汗)

12月11日、12日
所沢市・西武新宿線・航空公園駅近くのモデルハウス・いのうえさんの家にて、
ニードルとフラワーアレンジの展示会が開催されています。

前回は初夏の雰囲気が漂う作品が中心でしたが、今回は12月ということで、クリスマスをテーマに作品を展示しています。
今回は、生徒(恥ずかしながら、私も)の作品も展示してくださいました。

開催期日、残り明日1日となってしまいました(汗)が、お近くの方、是非、ご覧ください!!

麗しい(本当に麗しいんです!!)ダブルYさんも、会場でお待ちしております♪


レポはまた、後ほど♪
今回は素敵な画像でお届けできると思います♪
おたのしみに~!!
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by candy-k1 | 2007-12-11 21:06

清子さんの背中

小学生の頃。
友達と学校からの帰り道を歩いていると、自転車に乗った女性が後ろからやってきて、ぬーーっと通り抜ける。
そのスピードは遅い。
彼女が横を通り抜けるその時、私たち子供は声を押し殺す。
押し殺した声とは裏腹に、彼女を見る私たち子供の目は、奇異と好奇に満ちていた。

少し遠くに彼女の背中が見えた時点で、目を見合わせて私たちは必ずこう言った。

「バー清子だ」

彼女は、国道沿いにある「バー清子」という店の女主人。
私たち子供は、彼女のことを店の名前そのまんまで呼んでいた。
車で通り過ぎれば、うっかり間口を見逃してしまうほどの、小さな入り口。
店の引き戸が開いていた時、通りすがりに覗いた事があったが、カウンターがメインの小さな店。夜になると「バー清子」と書かれた赤い提灯に灯りがともる。
店を一人で切り盛りする彼女。
ほぼ毎日、自転車に乗る彼女に出会う理由は、遠い町まで自転車で仕入れに行った帰り道なんだということを、(母から聞いて)知った。


頭の高い位置でお団子風にまとめてはいるものの、ところどころがはらりとほつれ垂れた髪。
ネグリジェのような形と生地、ギラギラしたネオンのような色彩でプリントが施された洋服に原色のタイツ(赤が多かった)、夏の暑い時期は、タンクトップ(しかもノーブラだとういうことも、子供の目でみても一目瞭然)にホットパンツなどという服装を身にまとう彼女は、田舎の子供にはとっては強烈かつ衝撃的な人物だった。
しかし、その服装は女の子が憧れを持つセンスでは決してなく、どこかがいつもチグハグ、時に強烈さを持つチグハグで。
冬の時期は色彩配色を無視し、コレでもかというくらいに重ね着をし、着膨れをした姿で登場するもんだから、「今日はすごいね」などと、囁きあってしまう。

自転車をこぐ姿も、特徴的だった。
バー清子は肩幅が広い。
両肘を左右に突き出してハンドルを持つもんだから、広い肩幅は更に広く見え、おまけに肩が上がって首が埋まってしまう。
ペダルを漕ぐ足は、常にガニ股。
自転車の前かごには大きな袋、後ろの荷台にはいつもダンボール箱が積んであり、いつも山のような荷物が載っていた。
荷物の重みに負けないようにと踏ん張る力が、あの独特の運転スタイルを作り出したのか。
それだから、独特の運転スタイルのおかげで、遠くからでもその姿を「バー清子だ」と、判別することができた。

彼女の目はいつも怒っているように見えた。
自転車で通り過ぎるとき、私たち子供に視線を合わせることは少なかったけれど、それでも時々落とすその視線の鋭さに体をこわばらせた。
大きく薄い唇は「への字」の形を作っていて。
子供ながらに「あんなに怒った顔をしてる人の店に、お客さん来るのかな?」と、心配したもんだ。
仏頂面のバー清子は、(失礼ながら)お世辞にも美しいとは言いがたい容姿だったが、足は細く、美しかった。


中学生になって、部活動で小学生時代よりも帰宅時間が遅くなると、バー清子に会う頻度は減った。多分、私たちが帰宅する頃には、もう店は開店の準備で忙しい時間だったのだと思う。
それでも時々彼女を見かけると、「あっ」と心で小さく声をあげ、小学生の時と同じように押し黙ってしまう。
ただ。
小学生の時とは違い、彼女を見て感じるのは奇異や好奇ではなく、半ば尊敬に近い感情へと変化した。
生い立ちも、生活も、何もかも彼女の詳細を知るわけではなく、当時の私が知っていることと言えば、女一人店を切り盛りし、ぶしつけな子供(時には大人)の視線を撥ね付けながら、暑い日も寒い日も関係なくほぼ毎日、自転車で数十キロ先の町までの仕入に行き、帰ってくる彼女の姿だけだったわけだけれども。
それでも、その彼女の背中に、生きる女のたくましさを感じるようになっていったのだ。

**********

昨日の日曜日。
祖母の七回忌。
車で祖母の家に向かう途中、自転車をこぐおばあちゃんを見た瞬間「この人、知ってる。この後姿見たことある」と感じた。
と、同時に「あら、清子さんだ。どこかに行くんだね」と母の声。
町とは反対方向に向かって自転車を漕ぐその人は、まぎれもなく「バー清子」だったのだ。
「ねえ、今はもうお店やってないんでしょ?」と聞くと
「いや、今も提灯に灯りついてるから、やってるんじゃないかな?」と母。
「だって、もうおばあちゃんだよね?何歳くらいなの?」と聞くと
「75は過ぎてるよ。今でも、どこへ行くにも自転車だよ」

すごい。
その背中は、当時から比べると2回りも3回りも小さくなっていたけれど、両肘を左右に広げ、踏ん張ってハンドルを握る彼女の自転車運転スタイルは、当時のままだった。
びょうびょう吹き付ける赤城おろしと秩父おろしの交差する強風の中、ひたすら自転車を漕ぐ彼女の姿からは、75歳のおばあちゃんとは思えぬ、変わらぬたくましさを感じ取れた。

どんな性格の人なのか、どんな生活をしているのか。
言葉を交わしたことも無い私には、今もって、彼女の細かいことはわからないままだけれど。
でも。
バー清子改め清子さんは、ただその背中で、私に人生の一端を語り、教えてくれた人の一人だと思う。
間違いなく。

*********
そんな郷愁に浸りながら、家に帰り、おでんをたらふく食べる。
ごろりとしていると、友人からメールが。

あらあら!!!
にわかに忙しくなる気配。

この年末年始・・・・。
またまた「お祭り」が始まりそう。

家族の「またかよ・・・・」の声が聞こえます(汗)。
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by candy-k1 | 2007-12-10 17:10 | できごと

お散歩で見つけたもの。

ひらひらと舞う、色づいた葉っぱたち。

ころころ、地面にちらりほらりと転がる、どんぐりの実。

行きかう散歩仲間たちと、ワンコたちの「こんにちは」

ほのかに匂う、菊の花。

青い空。

坂道。

時々、私を見るキャンディの視線。

近所のお菓子工場から漂う、焼き菓子が焼ける匂い。

銀杏の葉っぱを花束みたいに束ね、大事そうに持ってた小さな女の子。

「サザエさん」の歌を歌いながら行過ぎる、下校途中の小学生。

私をみつけて手を振ってくれた、同じマンションの小さなお友達。


そして。

玄関を開けて。
「おかえり」の、娘の声。


みんなみんな。
キャンディさんとのお散歩で出会った、うれしい気持ちにさせてくれた事。

********

昨日から寝込んでしまった娘。
今日になって、大分具合がよくなってホッとする。
病院はニガテだから、自分はよっぽどの事がないと行かないけれど、
娘は連れて行って正解。
処方された薬が良く効いた。

当然のことながら、昨日・今日の私の予定は全てキャンセル。
本当なら、今日は去年のこの日のように、わいわいがやがやな一日のはずだったけれど、来年までオアズケ(来年も、やってね~・笑)。

↑のパーティーに参加する友人が、パーティー宅に行く道すがら寄ってくれ、私には「ちょっと早いクリスマスプレゼント」と、娘に「食べさせてあげてね」とヨーグルトのスイーツを持ってきてくれた。
彼女の優しさが、とってもうれしい。ありがとう♪


********
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恒例のプレゼント交換の品にするつもりだったモノ。
羽毛のルームシューズ。
じゃ、自分で使っちゃうお♪と、出したとたんに、娘にかっさらわれる。
・・・・・・・・・・・・・・・。
ま、いい・・・・・か。

あったかくして、早く元気になってね♪
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by candy-k1 | 2007-12-05 19:15 | くらし