愛するものたちとの日常。


by candy-k1
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

完敗

「ねえねえ、年いくつなの?」
子供たちから、こう聞かれる度に
「ん~?ひみつ♪」と応えていたのだが
「ねえねえ、本当はいくつなの?」と、しつこい(笑)。

仕方がないので「65歳」とか「98歳」とか「169歳」とか、スーパーのタイムサービス的な、テキトーに思いついた数字を言っていたのだが、それでも、子供たち、食い下がる。

ある日。
わらわらと群がって「年いくつ?」と、離れない。
「85歳だよ~ん」と言っても、納得しない(いや、されたら困る・笑)
じゃあ、ちょっとこっちから、質問してみようかね。

「じゃあさ、いくつに見える?」と、合コンまがいの面倒くさいと思われる質問を子供たちにしてみる。
素直な子供たち、一斉にいろいろ言い始める。

「えーっと33歳」
ん~いいねぇ~♪
「39歳」
むぅ。侮れん。いい線ついてくるじゃないか(汗)。
「27歳」
むふ♪いいこじゃないか♪といいながら、頭をなでなで。
それを見ていた女の子が
「19歳」
すごぉ~くいい子だねぇ♪といいながら、抱きしめてあげる。
・・・・・しかし、あなた・・・・。
その年にして何を求められているかを察知してるなんて・・・・・世の中を知りすぎてるよ(笑)


「でさーーー、本当はいくつなのーーーーーー!!!」
ああ・・・・・。あたしがいくつだって、いいじゃないかぁ。
微妙なお年頃、ホットイテくれよぉーーーー。
ま、いいか。実年齢言っても、減るもんじゃないしな。

「えっとね、4●歳だよ」ニッコリ微笑んで言った次の瞬間、子供たち。

「えっ・・・・・・・・・・・・・」
と、短く詰まった後、凍りつく。

ちょ、ちょっとぉ。なんで詰まったのよぉーーー。
で、なんで、固まってんのよぉーーーー。
あのぉ・・・・・。
あたしとしては・・・・・。
「えーーーーーーーーーーー」って、ながーく伸ばしてくれたほうが、
「実はもっと若く見える」とか「そんな年には見えない」とか
身勝手でオメデタイ想像したりもできるんだけど
そんなに短く「えっ・・・」って詰まられた上に、しーーんとされると、辛いジャナイカ(笑)
しかも、静まったそれぞれの子供たちの顔に
「聞いちゃいけなかったのかも」というとまどいやらが、見え隠れしちゃってて。


慌てて「なーんちゃって♪本当は、さっきも言ったように、85歳でした~♪」
なーんて言っても、後の祭り状態(汗)。
小さくザワメキながら、その場を離れていった子供たち。
独りにしないでよーーーー(笑)。

そうね・・・・・・あたし。
君らのおかあさんの年より、きっと君らのおばあちゃんの年に、近いのかもしれないね。
くすん。

********

子供たちに衝撃を与えた、後日。
また別の子供が
「ねえ、年いくつなの?」と、聞いてきた。

ああ、またこの質問かい。
ちょっとげんなりしていたときに、すかさず、ある女の子が
「85歳だよね♪」

質問してきた子、「えーーーーーーー」と、驚く中、
85歳だよね、と私の代わりに答えてくれた女の子、にっこりわたしを見て微笑む。

そうかそうか。
困っていた私に助け舟を出してくれたのか・・・・・。
ありがとうよぉーーーー。気を遣わせて、すまんのぉ。
そういえば、この子。
「いくつに見える?」の私の質問に「39歳」と答えた子だ。
ああ。
あの時も、自分が思った年齢より、少し控えめに言ってくれたのかもね。
且つ・・・・・いろんなことを、的確に見ているのねぇ。
そして、確実に、気が利く。
・・・・・・人として、女性として。
完敗した気がしました(笑)。


こんな風に。
子供たちからは、大きな事から小さな事まで
いろーーーーんな事を、教えてもらっている日々です。
[PR]
by candy-k1 | 2008-09-17 14:25 | くらし