愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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映画、覚え書き

ご心配いただいたキャンディさんの具合も良くなり、ホッ。
キャンディさんが元気だと、私もうれしい。
皆様。
私の泣き言つぶやきに暖かいお言葉、ありがとうございました。
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お腹のゆるいキャンディさんを一人でお留守番させるわけにもいかなかった先週は
私も一緒に家に篭り、ごろごろだらだら。

週が明けた今週。
篭っていた反動で、お出かけ三昧。

先週の日曜日。
ゲリラ豪雨と雷鳴轟く中、娘の大好きなポルノグラフィティのライブへ。
娘にとっては、至福のひと時だった様子。
久しぶりのライブに、じーんとキチャッタらしく、時々涙がでちゃったらしい。
うんうん。その気持ち、ママにもわかるわかる。
私にとっても、笑っちゃうくらいの豪雨の中のライブで、思いで深い一日に。

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映画を2本鑑賞。

「落下の王国」「イン・トゥ・ザ・ワイルド」

この2本の映画。
持ち味の違いはあれど、どちらも、あまりにも美しすぎる映画だった。


「落下の王国」
構想26年、撮影期間4年の歳月を経て、作品として世に送り出されたこの作品、色彩の鮮やかさは、眩暈を覚えるほどの美しさ。
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映画の撮影中の事故で大怪我を追い、私生活では恋人に振られてしまった入院中の男ロイ、
家業のオレンジ畑で収穫の手伝いをしていた時、木から落ち骨折をし入院中の女の子アレクサンドリア。
ロイが思いつきで語り始めた冒険物語に、アレクサンドリアは夢中になる。

このアレクサンドリアを演じた女の子。
失礼ながら、どちらかというと「美少女」の類に入るお顔つきではない。
しかし、この女の子。何ともいえず、愛くるしい。
抱きしめてあげたい可愛らしさで。
彼女の純真さが、体いっぱいに表現されていて、おばちゃんは、参ってしまった(笑)。
演技も、「演技してまーす」的な部分が垣間見られない、本当に自然で。
この女の子の将来、とっても楽しみ。

参ってしまったといえば。
想像の冒険小説の中の登場人物ダーウィンが連れているサル。
このサル、助演男優賞モノの演技力。
きっちり泣かされてしまった。

ゾウが海を泳ぐシーンは、実に幻想的。
他にも、世界遺産や様々な国々を背景に繰り広げられる世界は、圧巻でした。
ほわっと心があったかくなる、ストーリー。
贅沢な映画でした。


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「イン・トゥ・ザ・ワイルド」

ショーン・ペンが監督した作品であること、そしてこれが、実話であることに、猛烈に興味をそそられた1本。
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裕福な家庭で育ったクリス。
優秀な成績で大学を卒業した22歳の年。
2万4000ドルの貯金を慈善団体に寄付し、ありとあらゆるカードを切り刻み、両親や妹には行き先を告げず、姿を消す。
家庭に不満と憤りを持っていた彼は「まだ見ぬ自分と出会うために」、旅を続け、アメリカを横断。
様々な人々との触れあいながら、クリスが最終的に目指したのは、最北の地アラスカだった。



自身が置かれた環境を受け入れることができずに、ずっといい子でい続けなければならなかったクリスの苦悩やとまどい、大胆な行動とうらはらに持ち合わせる繊細さ等々、クリスを演じるエミール・ハーシュイは、とてもうまく演じていて。
特にラストへと向かう壮絶な姿は、役者魂を感じた。


アラスカにたどり着き、最後の日を迎えるまでの2年までの間。
様々な人々との触れあいの日々を描いている。
特にアラスカに行く直前まで時間を共にした老人フランツとのエピソード。
フランツを演じるハル・ホルブルックには、泣かされた。
それまでの孤独な日々を一掃させるほど充実したクリスと過ごす日々。
アラスカに向かうクリスとの別れは、孤独へと戻っていく老人の悲哀が満ち満ちていて。
たまらなくせつなかった。
クリスと共に過ごした日々が、フランツになんらかの彩を確実に刻んでいてほしい、その後の人生をも変化させていてほしいと、願わずにはいられないほどに。
岩山の頂で老人フランツが語った言葉は、とても重みがあった。
語られたその時には理解できなくとも、その言葉の意味は、クリスが生涯最後の日に見る光だったのかもしれない。


ウイリアム・ハートと、マーシャ・ゲイ・ハーデンが演じる、クリスの両親の苦悩。
親でもある私は、彼らの気持ちに共感。
特に、道にしゃがみこみ泣き崩れる父親に、号泣。
やはり、自分の子供が行き先を告げずに消えてしまったら、耐えられるものではない。
そして、最初はわからなかった行方不明の原因が自分にあるのでは?
と気付いたとなったら・・・・・耐え難い自責の念が付いて回るだろうな。


アメリカ大陸の壮大さ、寛容さと厳しさを持ち合わせたアラスカの荘厳な風景は、
とてつもなく美しすぎる。
じわりじわりと語りかけ染み入ってくる映像は、心象を揺さぶる静かな力を感じた。

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クリス十分すぎるほどの「独りの時間」を荒野の中で味わう中で、見つけたこと。

Happiness only real when・・・・・・・・・

この・・・・・・・・・の言葉を綴るクリスの姿。
あまりにも痛々しくそして、残念でならなかった。

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原作の「荒野へ」も読んでみたい。
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by candy-k1 | 2008-09-13 13:14 | 映画 音楽  本