愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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映画、覚え書き

最近、見た映画の覚え書き。

●バンテージポイント
公式サイト

スペインで行われた演説中、アメリカ大統領に向けて一発の銃弾が放たれ、その直後に演壇が爆発するというテロが起こった。
大統領を警護するシークレットサービス、その場に居合わせた観衆。
彼ら8人の異なる視点が、狙撃の真実を描きだす。

8人の視点ということで、それぞれがどのように事件に絡んでいくのか、その場に居合わせ、何を見たのか、何をしたのか・・・・・が、事件発生直前まで時間が遡ります。
ええ。8人分の8回(汗)。
時を告げる鐘の音が、「時間が遡りました~」を告げる合図とでもいうべく、カランコロン鳴るのだが、8回目ともなると「あーー、はいはい」という気分に(笑)。
しかし。
ストーリーは、それを払拭するだけのスピード感。
登場人物が交錯し、序々に真相が明らかになっていく展開は、ギュッと凝縮されていて、楽しめました。
カーアクションも、手に汗握るスピード感。
気付けば、足でそこには無いブレーキ踏んでたりで(笑)。
夫が「見たい」と言うので、まぁいいか~的な軽い気持ちで観にいったのですが、予想に反してはらはらどきどき。目いっぱい楽しんでしまった(笑)。
ただ、個人的には、ラストが畳み込みすぎ?な感もありでしたが。

個人的には、ブロックチェックのシャツに半ズボンの井手達で、楽しそうにビデオを撮影する役柄のウィテカーがツボでした♪

●ノーカントリー
公式サイト

メキシコ国境近くで、狩りの途中、大量の死体と200万ドルの大金に出くわした男、モス。
200万ドルをかっさらい、逃走するも、すぐさま追ってがかかる。
追うのは、殺し屋アントン・シガー。
事件の危険性を察知した保安官も、足跡を追うが・・・・。


今年のアカデミー賞の作品賞受賞作品。
コーエン兄弟の映画は好きなので、とても楽しみにしていた。
正直に言いましょう。
私・・・・・どっと疲れました。
観ている最中も、観終った後も、疲れっぱなし(笑)。
BGMを全て排除した画面にとまどいながらも、ぐっと引き込まれたものの
「次は何が起きる?」
風にそよぐカーテンすらも不気味極まりなく・・・・・
だけど、一瞬足りとも目が離せない。
言い知れぬ緊迫感に、ぐったりきてしまったのだ。
そして、もっと正直に言ってしまえば。
この映画の焦点も、未だ以ってぼやけたままだったりで(汗)。


緊張感と不気味さを増長させてくれたのが、ハビエル・バルデム演じるアントン・シガー。
コインの裏表で、相手の生死を決め、高圧ボンベで人も動物も建物もぶち抜くこの男、善も悪も無く、目的のためなら何をも厭わない。
ひたひたと迫るいいようの無い気味悪さったら。

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200万ドルを持って逃げたモスの身を案じながら、姿の見えないアントンを追う保安官(トミー・リー・ジョーンズ)の台詞に、何ともいえない無力感を見たような気がしました。
だから、私も観終わった後、ぐったりしてしまったのかな。


そうは言いつつも、ちょっぴり(いや、正直に言うと、かなり)ツボってしまったのが、ハビエル演じるアントンのお姿。
マッシュルームチックの、強烈な髪型のお姿で登場されたときは、笑いを禁じえなく。
終いには「アントン、●●に似てる」などとも思ってしまい、また笑いを禁じえなくなり。
そんな不謹慎な時間もちょこちょこありではあったものの、やっぱりぐったり。


個人的には、これが作品賞じゃなくてもよかったんじゃない?の疑問が拭い去れないというのが、正直な感想かな。


●マイ・ブルーベリー・ナイツ
公式サイト

ニューヨーク。
恋人に捨てられたエリザベスは、彼の行きつけのカフェに行く。
そこで傷ついた彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナー、ジェレミー。
ジェレミーもそんな彼女のために、毎晩売れ残ったブルーベリーパイを差し出す。
互いに惹かれあいつつも、恋人への気持ちを吹っ切れないままのエリザベスは、ニューヨークを離れ、一人旅立つ。


映像がとても綺麗。
全編に渡って、映像そのものの色彩も見事でしたが、ところどころ挟まれる夕日がうっとりするくらい美しかったなぁ。

恋人への気持ちを吹っ切るために、旅に出たエリザベス(ノラ・ジョーンズ)。
旅先(とはいえ、一所に有る程度の期間留まり、生活しながらですが)で出会う人々の、
様々な愛の形、その喪失に触れていく。
彼を吹っ切るための旅は、結果、自分を見つめ成長させる旅になっていくのだけれど。
ロードムービーが与えてくれる、じわりじわり染みてくる感が、どうも足りない感じ。
関わる人々から得たエリザベスの心情を、もう少し深く掘り下げた部分が見たかったなぁ。

それでも、ニューヨークに戻って、元の彼が住んでいたアパートを見つめるエリザベスの笑顔は、彼女が過ごした旅の全てを象徴していたのかもしれない。
自分を見つめなおす時間は、これからの人生に、新しい恋に向き合うために必要な時間だったに違いない。
でも、若いからこそ費やせる、贅沢な時間の使い方なのかもしれないけれど。
だから、ちょっとうらやましかったりもして(笑)。


各エピソードに登場するレイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンは素晴らしかった。
主演のノラ・ジョーンズの素朴なチャーミングさも好きだけれど、やっぱり前出の二人の女優さんたちのオーラは、スゴイ。美しさも半端じゃありません。
ノラ・ジョーンズは、初主演しかも本職はミュージシャンでありながら、演技にきちんと彼女なりの世界観があったような気がします。
音楽も素敵でした。
ノラ・ジョーンズは「すごい人がデビューした」と友人から教えてもらって以来、好きなミュージシャン。映像の持つ空気感とノラの音楽の世界は、素晴らしくマッチしてました。
おっと。
ここで忘れちゃいけないのが、ジュード・ロウ。
大変失礼ながら・・・久々に「かっこいいじゃん」と素直に(笑)思えました。
ジュード演じるジェレミーも、これまたチャーミングな男性で高感度高し。
なんとなく「ミュージック フロム アナザー ルーム」の時のジュードを思い出しました。

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↑このキスシーン、良かったです。
ぐっときました(笑)。


************

さてさて。
「仕事をするようになったら、映画もちょこちょこ観れなくなっちゃうんだろうなぁ」
なんて、ぼんやり心配していたのですが・・・・・・。
どうも、その心配はしなくてよさそう(笑)。
ええ。
履歴書出した先からは、なんのご連絡もいただけてなく。
31日が履歴書受付の締め切りだったのですが、あれから2日。
ということは・・・・・・そういうことなんでしょう(爆)。
焦らずに、ゆっくり、
自分でできそうなお仕事に巡りあった時は、またチャレンジしてみようかな、と。
というわけで、これからも、ぼちぼちと劇場に通いたいと思います。
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by candy-k1 | 2008-04-02 22:49 | 映画 音楽  本