愛するものたちとの日常。


by candy-k1
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

エール

1年前の、今日。

塾での壮行会でいただいた、シャープペン、消しゴム、ホカロン、キットカット。
そして。
「おめーら、これで叩かれたことと同じ失敗するんじゃねぇーぞ。お守りだ」と渡された、全長5センチ足らずのミニハリセンを、大切そうに荷物の中にしまい込む娘の姿を思い出す。

このミニハリセン。
言葉にすると、どうにもそれは上手く伝わりそうもないのだけれど。
娘の通っていた塾は、今時珍しい「体罰あり」の塾で。
もちろん私たち夫婦、承知の上で、入れていただきました(笑)。

先生方は、口も悪い。
「君、君たち」と呼ぶべきところは「おめーよぉ~」「おめーら」
少し丁寧になると「おまえさん、お前さんがた」(笑)。
塾の先生だと知っていなければ、かなり怪しい風貌(笑)の、個性溢れる方々が多くいらしたけれど(何せ、初めて塾に行ったとき、紫のYシャツに黒いネクタイといういでたちで現れた副校長に「え?ここは・・・ぼったくりバー?いや。教育の現場のはず・・・・その指にしているのは、巨大なハンコウ?(←指輪です・笑)。」と、少なからずの衝撃と同時に、並々ならぬ興味を持ってしまった・笑)
どの先生も、愛情を持って子供たちを最後まで面倒を見ようという、熱い心根と優しさと熱意がビンビンに伝わってくる、人間味溢れた人たちばかりだった。

だから。
子供たちも、なんで叩かれてるのか、納得できていたし、
何より、子供たちが先生を信頼していた。
そして、親である私たちも、先生を信頼していたからこその、ハリセンで。
(実のところ、ハリセンだけでなく、プリントを丸めたもの、サランラップの芯、竹刀、と様々に、いろんな「武器」があったようで。最初はビビる子供たちも、最終的には「おお~その武器に進化したのか」と、冷静に識別するようになっていく・笑。そして、結果。外に出て行ったとき、多少の事ではアタフタしなくなるようにもなるのです。)
だから。
娘と同じ塾に通っていた子供たちにとって、
先生が夜なべして作ってくれたミニハリセンに、とてつもない先生の愛情を感じ取ったよう。
先生方の「頑張って来い」のエールはもちろん、
ミニハリセンは、強力な心の支えだったに違いない。
今も、娘の机の引き出しに、大切にそれは、保管されています。


**********
ミニハリセンが、娘の心の支えになったように。
入試を受ける子供たち、一人ひとりが、心の支えになるものを携えて。
12歳の己の力を信じて、試験に臨む。

明日から始まる試験を受ける、どの子供たちもにも
「大丈夫だよ!!!頑張っておいで!!」と、応援せずにはいられない。
そして。
試験会場に、たった一人で向かっていく
12歳の小さな背中を見送り、送り出す親御さんたちにも。


ふれーーーーー!!!
ふれーーーーーーーーーぃ!!!!!
[PR]
by candy-k1 | 2008-01-31 19:30 | くらし