愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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ゆらめく光 優美なひと

ステンドグラスに彩られたお宅に暮らすチエコさん。製作者である、お母様のステンドグラス作品を見せていただきに、チエコさんのご実家へ伺わせていただいた。

1階にある、工房の扉(この扉にも、素敵なステンドが施されている)を開くと、そこには、優美な光を放つ、数々のステンドグラスののスタンドが。
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ステンドグラスの魅力とともに、作業の行程もお話くださった。
【ランプシェードの傘】

①紙(なんていう紙なのか名前を忘れてしまった・汗)の台紙を何重にも重ね、ランプの傘の型を作る。
この傘も、計算を元に割り出した板紙を重ね合わせ、張り合わせていくそう。
出来上がった傘に、デザインを施す。
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②施したデザインにあわせて、ガラスをカット。
カットした後、カットした面を丁寧に研磨。切り口を滑らかに仕上げ、さらに傘のカーブに沿ってガラスを曲げていく。
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③カット、研磨、曲げが終わったガラスの側面に、銅版を、一つ一つ巻く。
そして、それらのパーツを、台紙に施したデザインの通りに、一つ一つハンダで結合させていく。
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↑①の画像の一番手前に見える、デザインが施された型の完成形。

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美しい。
この美しさ。
デザインの素晴らしさはもちろん、緻密な計算・繊細且つ地道な作業の集大成が織り成す美しさなのだと、感嘆。


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2階もどうぞとのお言葉に、遠慮もせず(実は、勧められるまま、お風呂場まで見せていただいいちゃいました。もちろんそこかしこにステンドの作品が。風呂無しアパートに住む苦学生が見たら、真剣に怒りながら泣いちゃうような広さに「ここに住めますね」と、ぼんびー発言してししまった・笑)に、拝見。
和室と思われる襖を開けた瞬間、そこにいた友人全員「うわぉーーーー」
驚きと溜め息の混じったなんとも言えぬ声を一斉に放つ。
だってね。
この美しさが、展開されていたのだもの。

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海を渡って日本に伝わったステンドグラス。
思いかけず、和の空間にも見事にマッチする。
色とりどりのガラスが生み出す暖くゆらめく光は、壁面をやさしく彩って。
なんて素敵なんでしょう!
ひとつひとつの作品に、お母様の想いやストーリーが込められているんですって。
イメージを形として残しておけるというのも、素敵じゃないですか!!

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次に通されたリビングにも、そこかしこに素敵な作品が。
ああ~なんて、優雅な空間なんでしょう。
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素敵なのは、ステンドグラスの作品だけではなく。
何が素敵だったかって?
それは。
製作者のお母様。

一通り作品を見せてくださった後、お茶とお菓子をいただきながら、お母様のお話をいろいろ伺ったのだが、どのお話も、興味深く。
お母様が話される言葉は、きらめきを持ちながらも、ずしりと重みがあって。
同じ女性として、こんな風に年を重ねていきたいものだと、感心しきり。

「女性たるもの、美しくなろうという心をいつまでも持ち続けるべきよ。努力しなきゃ!」
「40歳から50歳までの10年間は、すごく重要。どう生きるか、どう時間を使うのか。それってすごく大切よ」
「子供は、怒りすぎちゃだめよ。子供の持ってるストレスって、想像以上。怒られるのを怖がって、怒られるのを回避するために、ウソをつくようにもなったりするの」
そのほかにもいろいろと。
女性として、母としての極意は、とっても刺激を受けた。

そして何より心に響き、あったかい気持ちになったのが
「私にとって、お父さん(ご主人)は【柔軟剤】なの」(!)という、お言葉。
なんて素敵なご夫婦なんでしょう!!
ご主人に対して、今もって素直に愛情を表現できるお母様のかわいらしい女性らしさ、しなやかさ、あたたかさが、とっても素敵。

作り出されるステンドグラスはとっても優美さを備えているのは、
それを作りだすお母様が「優美な人」だからなのだわと、納得。
チエコさんの「ゆとりある人格」の起源が、見えたような気がした。
もちろん、チエコさんの美的センスも、然り。

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もっともっとお話を伺っていたかったのだけれど、あっという間にお暇のお時間。
すると、お母様は、お土産まで下さった。
手作りの大根のキンピラ(ありがたく我が家の食卓の一品に♪)と、ステンドの平皿。
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ああ。
わが家で撮ると、雰囲気が途端に庶民くささ満載に(申し訳ないです・汗)。
ありがとうございます!大切にしますね♪

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1日体験してみたらいかが?のお言葉に、ちょっと(いや、かなり)気持ちが傾く。
お母様の師匠でいらっしゃるステンドハウス アモーで、体験できるらしい。

また、これ始めたいって言ったら、夫は泣いちゃうだろうなぁ(汗)。
1度の体験で気が済めばいいけれど、うっかり火がついてしまったら・・・・・
ランニングコストを考えると、捻出できそうもないし。
「そんな計算するより、働けーーーーーーー!!!」って、声が聞こえそう(その通り・汗)。

ああ。
優美な人格には、ほど遠し。
おそまつ。
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by candy-k1 | 2007-11-16 20:45 | できごと