愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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佐藤さんのおはなし

佐藤友紀さん。
映画・演劇・舞台ファンの間では、とても著名なジャーナリスト。
そして、とりわけジョニーファンの間では、佐藤さんを知らない人は、モグリと後ろ指を差される覚悟をしなければならいほど、そのお名前は轟き渡っていらっしゃるお方。
ジョニー自身が、信頼を寄せている数少ない、おそらく日本の中で「ジョニーに一番近い」ジャーナリストでいらっしゃる。

そんな佐藤さんの公開講座が開かれるとのこと。
しかも、今回のテーマは「ジョニー・デップの時代」-私が出会った映画人ー
ですって?
聞かないわけにはいきません!!!
ということで、講座に参加してまいりました。

始まる前から、わくわく。
佐藤さんは、とても物腰の柔らかい、(失礼な言い方かもしれないけれど)とてもかわいらしい雰囲気と、気さくな空気をお持ちの女性。
なごやかに講座は始まりました。

お話は多岐に渡り・・・・・
11年前の初来日の話(うっかり泣きそうになってしまったエピソードもありました)から、デビュー当時の話、辛い時代だった21ジャンプストリート時代、映画俳優として脚光を浴びていく中でも失わない彼の確固たるスタンス、そしてジョニーの作品への思いやこだわりから、プライベートな一面・・・等々、それはそれは、大満足の内容。
お話も、とっても上手で、惹きつけられっ放し。あっという間の1時間半。
いつまでもお話を聞かせていただきたい衝動にかられました。

☆☆☆

ジョニーと11年来の信頼関係を築き上げた佐藤さんのお話を伺って、確信したこと。
ジョニーという人は、
謙虚であること。
「信頼」をとても重んじる人であること。
信じた人々を、とても大切にする人であること。
流されることなく、自分の目で見て判断したことを、信じる人であること。
物事や人に対して、いつも真摯な人であること。
無知であることを最も恐れ、知ることにとても貪欲であること。
そして得た知識を、理解し、受入れようとする努力をする人であること。
ああ・・・・言い足りない。伝えきれない。

ジョニーはきっと、肌の色が何色だとか、その人がどんな人種なのかとか、それに囚われることなく、ただただ、その人の目だけを見て、その人の心を見て、話をする人だと思う。
今までも、そういう人だと、信じて疑わなかったけれど、今日、佐藤さんのお話を伺って、その思いは、確信に変わりました。

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改めて・・・・
ジョニー・デップ。
すごい男です。素晴らしい人間です。そして、素晴らしい俳優です。
これまでも何度も「参りました」と感じたけど、
今回、更に更に、参りました!降参。
やっぱり一生、この人を見続けないと、気が済まない。

☆☆☆☆

実は、佐藤さん、お目にかかるのは、今回が初めてではありません。
佐藤さんの記憶には残っていないかもしれないけれど、
今年、とある場所で偶然にもお見かけし、失礼ながら声をかけさせていただいたのでした。
その時も、とても気さくに応じてくださって、お話をしてくださったうえに、握手までしてくださって、感激。
握手をしてくださったと時、「やわらかく、暖かい人」と感じたのですが、今日、お話を伺っていて、その時思った感覚は、実感へと変わりました。

さらに・・・生意気を言わせていただければ・・・・
かわいらしい笑顔に、気さくなお人柄を感じ取れましたが、お話を伺っていると、佐藤さんの中にも、揺るがない一本の柱が見えたような気がしました。
その柱は、ジョニーに通じる「柱」なのかなぁと。
だからこそ、ジョニーに信頼される方なのだなぁと。
なんだかとても納得してしまったのでした。

☆☆☆☆☆☆

「お前の感想なんて、どーでもいいんじゃい!!肝心のエピソードを、事細かにおしえてくでーー」と、お怒りの方は・・・・・



☆☆☆☆☆☆
「Thank you for being you」
ジョニーが佐藤さんに贈った言葉。
こんな表現してくれるなんて・・・(涙)名言です。
こんな一言にも、ジョニーの人柄が表れていると思うのです。

「日本語が話せなくてごめんなさい」
11年前「デッドマン」での初来日時、記者の人たちに向かって、ジョニーが発した第一声。
数々の来日スターのインタビューでも、このように言う人は、ジョニーが始めてだったとか。
ジョニーの謙虚な人柄が、伺える一幕。
ちなみに、この来日時、遅れて来日した当時の恋人ケイト・モスと日本での時間を楽しんだ。
用意されたリムジンを断り、スタッフ用の乗用車を希望したジョニー。5人乗りの車にケイトの座るスペースはなく、ジョニーはケイトを膝に乗せ(!!!)喜んでいたそうな。
ああーーーーーうらやまちい!!!!

「I'm bed wetter」
「妹の恋人」でサムとジューンのラブシーン。
「I love you」の台詞より、「僕はおねしょやなんだ」と、自分の秘密を告白することで、このシーンにより深い愛を表現できると考えたジョニーは監督と掛け合ったが、結局、「愛している」のまま撮影されることに。ジョニーは今でも、もっと話し合うべきだったと悔やんでいるらしい。

「石鹸とタバコの匂い」
ジョニーが着ていたヴァイパールームの黒いTシャツ。
「それ、XLはあるの?」と聞いた佐藤さんに向かって、自分の着ていたシャツのタグを「ここ、見て」とひっぱるジョニー。見るとそのサイズはXL。
後でヴァイパールームに寄って買っていこうと、帰り支度をしていた佐藤さんに、ジョニーが差し出したものは、今の今までジョニーが着ていたTシャツ。
頭がぼーーーっとしてしまった佐藤さん、一人になった帰りのタクシーの車中で、くんくんと匂いを嗅いだそう(笑・でも、間違いなく私も同じことしますな・笑)
石鹸とタバコの匂いがしたそうな。あーーーーうらやまちい!!!!!
ちなみにTシャツを脱いでしまったジョニーは、その場にいたスタッフの着ていたシャツ(ストライプのボタンダウン・笑)を着ていたらしい。
ジョニーからは想像できないシャツだけれど、「でもね、似合ってたの。この人、何でも似合うんだわ~と思いました」と佐藤さん。そうでしょうとも!そうでしょうとも!!!


「チンパンジーを連れた青年をやりたい」
ジョニーが出演した「アリゾナドリーム」の監督、エミール・クストリッツア監督の「アンダーワールド」に出演したいと申し出たジョニー。
「今回はユーゴスラビアの俳優でやるから、今回、おまえはいらない」とクストリッツア監督。
ジョニーは、チンパンジーを連れた青年の役をやりたいと希望していたのだそうだ。
(この青年、とってもとっても大切な役なのです。彼に私も泣かされました)
ジョニーが演じたら、どんな風だったのかなぁ?


「good good good」 「beautiful」
ジョニーがよく使う言葉。
goodは3回繰りかえすんだとか。
「beautiful soul」「special beauty」という言葉もよく使うらしい。
ジョニーの使う「美しい」の意味は、外見ではなく、内面に対して使うことが多く、その使い方には、佐藤さんもとても勉強になると、おっしゃっていました。

「ハワード・ジン」
ジョニーが受けたという作家。(思想家なのかな?)
不勉強なもので、私はこの方のことを何一つ知らないのですが、アメリカの歴史についていろいろ著書があるようです。
「History of United States of America」(ちょっとうろ覚え)という本に、とても感銘を受けたとのこと。(日本でも、ダイヤモンド社から発刊されたが、残念ながら今は廃刊になっているとのこと)
学校では教えてくれない、操作されていない歴史の真実が克明に書かれている本らしい。
ジョニーは異文化についてや、弱者に対して、理解を示そうという気持ちに溢れていると。
そして、知るということに対して、とても熱心だそう。
「一番怖いのは、無知なこと。無知であるから、戦争のような争いは起こるんだ」とも言っていたとか。


また、「ハリウッドの反逆児」ってよく言われるけど、あれはなんなの??(私も本当にそう思う)。反逆児どころか、ジョニーほど、周りに気遣いをし、デビューの頃から人とのスタンスを変えずにいる人は居ないことや、ティム・バートンのエピソード、今度のジョニーの作品と、佐藤さんの望む、今後のジョニーの作品選びについてなどなど、盛りだくさんの内容でした。

そのほかにも「ここだけね」とお話してくださったお話もあったのですが、文章化するのは、佐藤さんのご意向とご好意を無にすることになるので、どうしても・・とおっしゃる方には、お電話かメールでお知らせしますね(^^;)あしからず。

お話を一通り終えた後、佐藤さん、「ご自慢グッズ」(笑)と称する、ジョニーと2ショットの写真や、ジョニーが描いた自画像も見せてくださいました。
あーーーー本当に、ずーーーーっとお話、伺っていたかったなぁ。

本当にジョニーの魅力に再度ノックアウトされた1時間半(正確には、お話の後、質疑応答を受けてくださって、2時間に程近い時間をお話してくださいました。感激でした~)

今後も佐藤さんの公開講座は引き続き企画されているとのことで、定期的に参加させていただきたいなぁと思っております。
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by candy-k1 | 2006-10-07 02:54 | できごと