愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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ブレイブ

立川シネマシティの企画「シネマ・カウンシル」で、ジョニーが監督・主演した「ブレイブ」を今日まで上映しているとのことで、ジョニーファン仲間と一緒に鑑賞してきました。
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不毛な土地「モーガン・タウン」
ここ、ネイティブ・アメリカンの村で生活をする主人公ラファエル。
村での生活は、貧窮の際にある。
仕事もなく、暴力事件や強盗を繰り返す生活を送ってきたラファエルだったが、家族や仲間のために、ある仕事を負う。
それは「スナッフ・ムービー」の出演。
いたぶられ、切り刻まれ、拷問を繰り返されたあげく、死を迎えるまでの過程を撮影する。
5万ドルで、自らを差し出すことを決めたのだ。

命の期限まで1週間。
残された1週間を、ラファエルは、愛する妻と子供、そして村の人たちと共に、日々を過ごす。
幸せな楽しい思い出が残るよう、精一杯に考え、そして実行していく。

そして、自らを差し出す、その日を迎える。

                ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

実はこの映画、数年前DVDで観て以来、久しぶりの鑑賞です。
家族を省みず、アルコールと犯罪に手を染めてきたラファエルが立ち返り、家族のことを考えたときに出した結論は、あまりにも辛すぎたから。
それから一度も見れないでいました。

自分の命を差し出す決意をし、命の期限までの1週間を過ごすラファエルが、とてもせつない。
今まで味わったことのない父親と過ごす時間に、純粋に喜び、心を開いていく子供たち。
その裏側に「死」を選んだ父親の決意があることは、到底知らない。
不器用ながら、一生懸命に家族に尽くし、笑顔を見せる子供達とラファエル、その妻の姿に、このままずっとこの幸せが続いてほしいと、願わずにはいられない。
でも、無常に最後のその日はやって来てしまうのだが。

他に道はないの?何度も私の頭によぎっていく。
だが、廃品の山を背に居を構え、使えそうな廃材を拾い、わずかなお金に代えて暮らす日々。
水道もなく、汚染された小川の水を生活用水として使うことで、子供達の身体に害を与える危険にさらされる不安。
アルコールに蝕まれた身体で、仕事を見つけることもできず、ゆえに、更に深く、アルコールに浸っていく、堂々巡りの生活。
子供達に、満足な教育を与えてあげられない、はがゆさ。
彼等の抱える劣悪な環境と問題は、彼に選択の余地を与えることができなかったのだろう。

正直、私には、ラファエルの選んだ道が正しいのか、間違っているのか、それは断言できない。ただ、そこに「家族への愛」が確実にあったことは、間違いない。

久しぶりに観て、やっぱり辛く重い気持ちが残った。
けれども、この「重さ」は、わたし達に大切なものは何かを、伝える「重さ」。
ジョニーが伝えたかったことを、私も大切に考えていこうと思います。
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by candy-k1 | 2006-06-23 23:03 | 映画 音楽  本