愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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「ママ」と「おかあさん」

昨日の晩、お風呂の中。
娘Aから宣言された。

「マ・・・えっと、これから、お母さんって呼ぶことにしたから。パパ・・あ、お父さんにも言っておいて」
「へ?ママ、お母さんって呼ばれるの?・・・ママは、ママって呼ばれたいんだけどなぁ」
「いや、お母さんって呼ぶ」
「外に出たときだけ、お母さんとか、父です母ですって言えば?」
娘の答えはNO!
「じゃあさ、父さん母さんは?Sちゃんちなんて、Mammyだよ?Mammy、Daddyはどう?それでもだめなら、名前で呼ぶってのは?とーた、かーたは?」
いろいろ提案してみたが、どれもダメ。
「お父さん、お母さんって呼ぶの!」の一点張り。

ああ、パパ、ママって呼ぶことを、恥ずかしく感じる年頃になったんだなぁ。

私にも覚えがある。
ちょうど娘の年頃だっただろうか。
私も、それまでの「パパ、ママ」と呼ぶことは、ちょっぴり恥ずかしいことなのかもしれない、と感じ「お父さん、お母さんと呼ぼう!」と、やんわりと決意した頃があった。
でも、変わりつつある自分を受入れられず、またどうしても父や母へのおかしな気恥ずかしさから、お父さん、お母さんとは呼びかけることができず、結局「パパ、ママでいいや!」と開き直ったのだった。
というわけで、私は今でも実家に帰れば、父と母の事を「パパ、ママ」と呼んでいる。

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自分でも経験している事だから、娘の気持ちは当然わかる。
でも、「お母さん」と呼ばれることに、抵抗している私もいる。
どうしてなのか?

寂しいのだ。
おしゃべりができるようになった、幼児の拙い発音で呼んでくれたあの頃から「ママ」と呼ばれてきた私にとって、「ママ」から離れることが、寂しいのだ。
もちろん、喜ぶべき成長であることは間違いないのだが、どんどん私の手を離れていく娘に、「ちょっと待って!もうちょっとママたちのそばにいてよ」と言いたくなる。

でも、この一言は、彼女の成長の道を遮ること、他ならない。
彼女は今、大人のドアを開ける鍵を、ひとつひとつ見つけているのだろうな。
「お母さん」・・・・・ちょっぴり寂しいけど、そう呼ばれることを受入れないといけないな。

親鳥たちは、巣立ちの雛たちを、どんな気持ちで送っているのだろう。
私も、少しずつ、子離れの準備をしていかないといけない、初期の段階なのかもしれない。


そうはいいつつも、習慣はなかなか抜け切らないのも、知っている。
「ママ」って、つい呼んでしまうことも、私は経験済み。
結局、私は、この習慣から抜け出られないまま、大人になってしまった、かつての少女だから(笑)
さて、塾から帰ってくる娘は、今日、私の事を「お母さん」って呼ぶのかしら?
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by candy-k1 | 2006-06-21 19:53 | いとしい人たち