愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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100,000年もかかるんですって。

原発のことばかり言い出した私をみて、
うんざりしている人もいるかもしれないです。

でもね。
私にとってこのことは、
原発の建屋が吹っ飛んだ(そして、あの時すでに予測されていたにもかかわらず公表されなかったけれど、実はメルトダウンしちゃってた・汗)あのときから、
「日常的に考えることの1つ」になったのです。
でも。
新しく加わった「1つ」は、
考えないではいられない、無視はできない、大きなことでした。

だからと言って、生活全てが「原発一色」になってるわけではありません。
これまでのように、やっぱりジョニーは大好きだし、
映画に音楽にも本にも、興味津々たくさん触れて心の栄養分いっぱいとりたいし、
かわいいモノみつけて、わほっ♪っとしたいし(してるし)
おいしいものを食べて、ほっくりもする。
まったり昼寝もするし、仕事(一番最後になったよ・笑)もする。
その中のひとつに「原発のこと」が加わっただけなのです。

そういう自分の中の流れで
震災後初の劇場鑑賞映画にチョイスしたのは「100,000年後の安全」

【公式サイトより】
本作品はフィンランドのオルキルオトに建設中の、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場"オンカロ(隠された場所)"と呼ばれる施設に、世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品です。



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昨日、5月12日。
福島第一原発1号機メルトダウン
2号機、3号機もメルトダウンの危険性高し。な、危機的状況下、
まずは最悪の道を辿る(いや、今も十分最悪ですが)ことなく
福島第一原発の収束に向けてが重要項目であることは間違い事ですが、
(もちろん言うまでもなく、現行の原発の廃炉に向けての関心、動きも高まっているのも実感しているところです)
この映画を観て「ああ。。そうだった。それだけじゃなかったんじゃん」と
はっと気づかされました。

この映画は、フィンランドの地下深くに建設されている廃棄物処理場の話。
地盤が堅い国の話。
ちょっと、ちょっと。。。
地震大国の日本、これできる?
無理な話なんじゃないの?
それに、日本には54機の原発があるんでしょ?
ゴミの量は?
猛烈に危険なゴミはどこへ?
ちゃんと考えてから作ったんだよね?ね?ね?

映画を観ている間に、ふつふつと疑問が湧く。

で、どうなの?
ありゃ。考える前に作っちゃった?

地中深く埋めた放射性廃棄物が「安全なもの」になりうるまで
10万年もの時間がかかるというのです。
10万年。。。キリストが生まれてから2000年余り。。。
2000年前だって、容易に想像できない太古の話。
10万年もの時間を要する「モノ」を持ち込んで、作って、利用して。
で、日本は今「想定外」(by東電)の出来事が起きて、
手に負えなくなっちゃって、その事実を隠蔽しまくってますが
どうして、そんなに危険なモノ、作っちゃったんだろう、と素朴に思う。
科学をコントロールできるという自負のもとに成り立ったものなのだろうが
結局それは間違いだったってことが、事実現象として、今も私たちを悩ませ、苦しめている。
原発は「人間のおごり」が生み出した産物なのかもしれません。
(そして、忘れちゃならない。金にまみれた大人達の利権を巡る事情も)


「これは賛成・反対に関わらず、考えなければいけない問題なんだ」
映画の中で語られた言葉。
ずしんと、心の真中にぶつかってきた。重かった。
原発に関わる問題は、放射性廃棄物のほかにもたくさんあるけれど
次世代に、少しでも「負の遺産」を減らした社会を手渡すために
やっぱり、ひとりひとりが考えていかなければならないことだと思う。
もう、「対岸の火」でいてはいけないんだ。
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by candy-k1 | 2011-05-13 22:27 | 映画 音楽 本