愛するものたちとの日常。


by candy-k1
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遅い効能?

読書が好きだ。
とはいっても、最近、お年頃のせいでか、
モノとの距離のとり方が難しくなってからは、
どうも本を読むのが辛いときもあるのだが。
それでも、本は好きだ。
本に囲まれてると、幸せになる。
本屋さんは、大好き。
自分が本が好きなもんだから、
娘には本の好きな子供に育って欲しいと願ったのだ。

小学校の低学年まで、寝る前は読み聞かせの時間。
登場人物は声色を変えたりして、
随分と自分自身もその時間を楽しんだものだ。

当時の娘のお気に入りは、「たんたのたんけん」
私自身も小学校低学年の時、何度も何度も繰り返して読んでは、
主人公のたんたと一緒に冒険した気分になった、お気に入りの本だ。
たんたが口に頬張ったアメを、一度食べてみたいと本気で思ったのを、
ウン十年たった今でも、よく覚えている。。
そんな私の深い思い入れが娘に伝染したか、娘も相当な気に入りようだった。
もちろん他にも、昔話や、おとぎ話、童話などなど、たくさんの本を読んで聞かせた。

そうして寝る前の「ごほんの時間」を過ごしてきたので、
当然のように、娘は本好きな子供に育つ!と信じていたのだ。
しかし、一向に本を読む気配がない。
いやいや、まてまて。
中学に入って電車で通学するようになれば、車中で本を読むのかもしれないぞ、と期待。
自分が読んだ本を、あれこれ薦めてみるが、「ふぅ~ん」で、おわり。

「本好きな姪っ子の娘だから、きっと読書が好きに違いない」
と踏んだ私の叔母たちからの中学の入学祝は、読書カード。
さあさ、これでたんと好き本をお読み~と、両手を広げて本の世界へいざなうも、空振り。

本、読まないの?本はいいよ。
あんなに小さな大きさなのに、
その大きさの数万倍の世界が広がっているんだけどな。
等々、本についてあれこれ力説する私に、娘は一言こういった。

「えーーーー。本、めんどい」

・・・・・・・・うそ。
・・・・・・・・・・・・・・・そんな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでおわり?


読み聞かせは、本好きの子供に育つなんて、ウソ八百じゃん。
落胆した。


*******

ウソ八百と落胆した時から、およそ1年半強。
あの時の落胆は、なんだったのか?というくらい、
娘A、突如として、読書に開眼。
風呂の中に文庫本を持ち込んで読むまでに。

さらには、「あの本のここにはびっくりだった」だの「あの作家はおもしろい」など
今まで考えられなかった会話の展開。
本談議ができる夢のような状況に、驚いている。
と、同時に、娘が確実に大人に向かって
成長している手ごたえも感じたりで、ちょっとしみじみ。

これって、読み聞かせの効果?
いやいや。
今となっては、それはどうでもいい。
ようやく花開いた、娘の読書への興味が、薄れることがありませんように。
良い本と巡りあえますように。
心の引き出しがいっぱい増えるといいなぁ。


*******

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Aちゃん、さいきんあそんでくれまへん。ちまんない。ねんねしちゃるーーーー。
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by candy-k1 | 2010-02-16 20:22 | いとしい人たち